【現役知育講師解説】実はやってはいけない消毒方法。 離乳食 用の食器の使い方や注意点を解説。

1歳
ポシモ

こんにちは!ポシモです。

離乳食が始まり、これまで使っていた哺乳瓶ではなく食器が必要になりますね。

今回は「赤ちゃん用の食器も消毒するの?」と言う疑問にお答えします。

この記事をまとめると

  1. 離乳食で使う食器は必ず消毒する必要はない
  2. 生肉・魚の調理に使った包丁などは消毒が必要
  3. 洗ったあとに食器に水がついたまま放置してはいけない

離乳食用の食器は消毒するの?

赤ちゃんは、お母さんから免疫をもらって生まれてきますが、徐々にその免疫もなくなっていきます。お母さんからもらっている免疫も、大人の半分程度の力しかありません。

ですので、[su_highlight background="#f9ff9d"]大人に比べてウイルスや細菌に弱く、消毒をしないとお腹を壊してしまう可能性があります。[/su_highlight]

ですが、離乳食を食べ始める時期の赤ちゃんは、なんでも口に入れて物の確認をしますよね。それを見て、食器にだけ消毒?と思われるお母さんも見えます。

実際に、物を舐めたりくわえたりするうちに、細菌に対しての免疫がついていきますので、離乳食で使う食器は、哺乳瓶のようにこまめに消毒する必要はありません。食器用洗剤を使って、すすぎ残しのないように洗ってあげてくださいね。洗剤のすすぎ残しは怖いので気をつけてください。

ポシモ

高温多湿の時期は菌が繁殖しやすいので、消毒をしてあげると安心ですね!

使う度に消毒する必要はありませんが、高温多湿でなくても、1週間に1度ぐらいで消毒してください。

食器だけでなく、離乳食を作るときの道具に気を使いましょう

離乳食を作る時の包丁やまな板、キッチンバサミなどに注意が必要です。

[su_highlight background="#f9ff9d"]食中毒を起こさないためにも、生肉や魚の調理に使用した調理器具は毎回消毒しましょう。[/su_highlight]また、野菜を切る包丁は肉や魚で使用した物とは分けてくださいね。

ポシモ

ケアをしても菌の繁殖が気になる方は、食器や調理器具の選び方を工夫をしてみてください!

洗いやすい形の物や、水を吸収しない陶器・ガラス製のものがオススメです。

また、パッキンやストローなど洗いにくいパーツがある物は要注意です。

消毒の方法とやってはいけない注意点

熱湯消毒・煮沸消毒

沸騰したお湯を食器にかけたり、5分ほど鍋で煮る方法です。

ここでしてはいけないのは、ガラス製の食器を煮ることです。

プラスチックの場合でも、薄いと割れたり変形することがあるので注意してください。

スポンジや布巾もこの方法で消毒すれば大丈夫です。

ポシモ
食器を購入する時に、熱に強い素材の物を選ぶと楽です!

消毒液

哺乳瓶用の消毒液を引き続き離乳食用の食器に使っても大丈夫です。

赤ちゃんに使う消毒液は、野菜に吹きかけても問題のないものをおすすめします。

肌に触れてはいけないような物は使わないようにしましょう。

また、[su_highlight background="#f9ff9d"]自分で塩素系漂白剤やミルトンで作った消毒液は、作り置きできませんので気をつけてください。[/su_highlight]

 

離乳食用の調理器具を用意する

赤ちゃん用にまな板を用意する方法もおすすめです。

また、雑菌が繁殖しやすいスポンジは大人用と赤ちゃん用を分けてあげると安心です。

 

 

やってはいけない!離乳食用の食器の扱い方

ポシモ

「よし、離乳食用の食器は洗剤でキレイに洗ったし、消毒もした!もう大丈夫!」

ではないんです!

食器を洗ったあとの処理も大切です。

[su_highlight background="#f9ff9d"]洗ったあと、水滴がついている状態で放置すると、せっかく洗っても30分程度で菌が繁殖してしまいます。[/su_highlight]

ですので、清潔な布で水分を拭き取ってあげてくださいね。特にジメジメした湿気の多い日は要注意です。

こまめに布巾を変えるのがめんどくさい…という場合は、キッチンペーパーを使って、毎回捨ててしまう方法もオススメです。

 

 

ポシモ

今回は離乳食用の食器の扱い方についてお伝えしました。

 

では、離乳食はどのように食べさせてあげればいいの?と疑問に思った方は、

「離乳食の始め方とコツ」をお伝えしていますので、こちらへ来てくださいね。